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弱視スクリーニング検査


スクリーニング検査を受けてみませんか?

子どもの弱視とは?

私たちは目の網膜に像が映っただけではものを見ることができません。両目からその像が視神経を通って大脳に伝えられてはじめて見えます。この道筋を視覚伝導路といいます。
毎日目を使って絶えずものを見ていないと、子どもの視力は発達しません。発達の途中になにかの原因でものが見にくい時期があると、見にくい方の目は視力の発達が止まってしまいます。
ものをはっきり見ることができにくい状態にあると、視覚伝導路に適切な刺激が与えられないことになります。子どもの視力の発達にはこの刺激が必要で、それのない状態だと視力の発達が止まり「弱視」になるのです。
弱視が良くなるかどうかは、視力の発達がどの程度、またどれくらいの期間おさえられているかによります。程度が強いほど、期間が長いほど、弱視の回復は困難になります。
弱視により、こどもの知的成長の障害、学力の発達のさまたげになることもあります。

子どもの弱視は早期発見・早期治療が重要です
子どもの目の「弱視」は2~3%の確率で起こっています。しかし弱視は早期に発見されれば有効な治療が可能です。「遅すぎた…」となる前に検査しましょう。

機器を使用してのスクリーニング検査

6ヶ月以降のお子さんに使える「スポットビジョンスクリーナー」

スクリーニング検査は簡単です 当院でも実施しております。
  • スポットビジョンスクリーナーは乳幼児から成人までの「見る能力」を迅速かつ正確に検知します
  • 6ヶ月以降のお子さんであれば、スポットビジョンスクリーナーで簡単・短時間で目の弱視危険因子を見つけるスクリーニングが可能です
  • AAP(米国小児科学会)では、3歳から5歳のお子さんには、通常の視力検査に加え、機器を使用した他覚的検査が有用であるとしています

三歳児健診 目に関する検査項目(一部抜粋)

  • 視線が合わない
  • 片目を隠すと嫌がる
  • 目の動きが気になる
  • テレビを近くで見ている。離れると見えにくいようだ
  • ものを見るとき、顔をしかめたり、目を細める
  • ものを見るとき、顔を傾ける
  • 顔を回して横目でものを見る
  • 明るい戸外で片目をつぶる
  • 上目遣いで見る
上記項目に該当することがありましたら、ぜひ一度、目のスクリーニング検査を受けましょう。